加齢臭

加齢臭とストレスの関係

年齢を重ねるにつれて加齢臭がきつくなってきたと感じている方は多いのではないでしょうか。臭いの問題はとてもデリケートであるため、なかなか相手に指摘することが出来ません。誰からも指摘をされないので、自分の臭いに気がつかずに過ごしてしまっている可能性もあります。

ですので、ある程度の年齢になったら早めに加齢臭対策を行い臭いに対する意識を高く持つことが大切です。体臭ケアはエチケットとして必要不可欠なものですので、怠らないようにしましょう。加齢臭は、ノネナールという皮脂に含まれる物質と汗の臭いが混ざり合うことで生じるものです。ノネナールは40代頃から分泌され始めます。加齢臭と密接な関係にあるのがストレスです。

ストレスを感じると、精神性発汗が起こります。汗には温熱性発汗と味覚性発汗と精神性発汗があります。温熱性発汗は体温調節のために起こるもので、味覚性発汗は辛い物を食べたときなどに起こるものです。精神性発汗はストレスや不安や緊張や恐怖や興奮などの精神的な作用によって起こるもので、ベタベタしていて臭いを伴う汗が分泌されます。ワキガの原因にもなる、アポクリン腺という汗腺から分泌される汗です。この精神性発汗とノネナールが混ざり合うことで、加齢臭はきつくなります。

加齢臭対策において大事なことは、汗対策です。精神性発汗を抑えるための対策を行えば、加齢臭も自ずと抑えられます。対策として具体的に行うべきことは、ストレスにアプローチするための体の内側からのケア、アポクリン腺から分泌される汗を抑えるための物理的なケアというダブルのケアです。精神性発汗を抑えるためには、自律神経の乱れを整えて精神を常に穏やかな状態に導く必要があります。

睡眠をしっかりととって疲労を回復させる、リラックス効果が得られる癒しを日常生活に積極的に取り入れる、スポーツや趣味で心身ともにリフレッシュさせるなどを心がけましょう。物理的な対策として有効なのは、塩化アルミニウム配合の制汗剤を用いて汗を抑制することです。消臭効果が高いボディソープを使ったり消臭サプリを飲んだりするのも効果的ですし、体を常に清潔な状態に保つことも大事です。

頭の加齢臭の原因と対策

40歳を過ぎたくらいから、男女ともにノネナールというニオイを発する物質の分泌が増加傾向になってきます。ノネナールが分泌されると、油臭かったり、青臭いような独特なニオイを発するようになるので注意が必要です。

いわゆる加齢臭と呼ばれる匂いですが、それらは主に上半身から出やすいので、こまめにケアをすることが重要になります。加齢臭は様々なところから発しますが、その1つが頭です。頭には髪の毛が生えていますが、つまりそれだけ毛穴が多いということを意味しています。

年齢を重ねるごとに新陳代謝は鈍ってくるだけでなく、皮脂や汗が過剰に出やすくなるので、そうなると毛穴の中に皮脂などの汚れが詰まりやすくなります。代謝が活発な時には、毛穴の中に汚れが詰まっても自動的に外に排出する自浄作用が働いていましたが、加齢をするごとに代謝が鈍くなるので毛穴の中に詰まった皮脂や汗が長時間とどまってしまいます。そうなったら、毛穴の中に雑菌が入り込んで繁殖し、酸化が進むようになります。

汗が酸化をして、そこにノネナールという物質が混ざり合うことで、強烈な加齢臭を発するようになってしまいます。ただ頭の加齢臭は、しっかりケアをすれば改善することが可能です。対策方法としては、スカルプケアを行うことが重要で、毛穴の中につまった雑菌を取り除くようにします。頭皮マッサージをしたり、髪の毛の間に汚れがとどまらないようにシャンプーをするときは念入りにマッサージをしながら洗い流していきます。

また帽子をかぶったり、ウィッグを使用することが多いと、汗がその中で蒸れてしまうことになるのでさらに匂いが強烈になってしまうことがあります。頭皮を洗うだけでなく、帽子やウィッグにも雑菌が付着していると、次に使用した時にまた髪の毛についてしまうことがあるので洗濯をしたりアルコールを使用して除菌をするようにします。ノネナールや汗、皮脂や洗い流せば匂いの発生を抑えられるので、常に清潔さを心がけることが有効な対策です。

足の加齢臭の原因と対策

足は汗腺が多い場所でもあり、大量の汗が分泌される部位の一つです。ここに繁殖した細菌が垢や皮脂などを分解することによって、足の加齢臭のもととなる酸が発生することになります。足の加齢臭はほかの部位に比べると比較的自覚しやすいにおいであることから、靴を脱ぐシーンではにおいが気になってあわててしまう人も多いことでしょう。このようなことにならないためにも、普段から気にかけておく必要があります。

できる限りの対策として、まず細菌の餌を取り除くことが大切です。たまった角質が細菌のえさになるので、おふろではしっかりときれいに洗うようにしましょう。特に足の指と指の間は一本ずつ手の指を通すようにしながら丁寧に洗います。爪と指の間は雑菌が住み着きやすい場所となるので、爪はこまめに切り清潔を保つようにします。

そして細菌を取り除くことも大切です。通気性が悪く細菌が繁殖しやすい靴もあり、このような状態でにおいが発生すると、そのにおいもこもりがちになってしまいます。靴は定期的に洗ったり日干しをする、消臭効果が期待できる十円玉を靴底に入れておくことも有効です。また靴用の消臭スプレーを使うことにより、菌を取り除くことができるでしょう。細菌は湿った環境を好むことから、靴を乾燥させることが一番です。1日はいたら2日間休ませるなど、同じ靴は続けてはかないように意識しましょう。

そして便利に利用できるアイテムとして、足裏の角質を除去するパックが挙げられます。足の古い角質をえさにする常在菌が増えてしまうと、これがにおいの原因につながります。定期的に角質ケアを行うことも有効といえるでしょう。

またにおいの原因は食事が関係していることも大いに考えられるため、肉類や脂っこい食事、お酒やたばこなどもできる限り控え、バランスの良い食生活を意識することも大切です。体臭を抑えることが期待できるビタミンCやビタミンE、ベタカロテンやポリフェノールを多く含む食品を心がけることも大切です。