加齢臭と生活習慣病には特に関係性がないと思う人も多いかもしれませんが、実は大きな関係があります。生活習慣病になりやすい生活について考えてみると、肉類や脂っこい食事を好んだり、お酒やたばこの習慣があること、運動不足や仕事で不規則な生活、ストレスを抱えているなどのことが挙げられます。年齢を重ねてこのような生活を送っていれば、血管の中にはコレステロールが蓄積されていくことでしょう。

加齢臭が発生するシステムも、この生活習慣病になりやすい生活と似ているところがあるといえます。様々な原因によって、皮脂腺に脂肪分が増えていくことになります。分解される脂肪分が多いということは、臭いの原因ともされているノネナールの分泌量が多くなるということです。つまり生活習慣病になりやすい生活を送っている人は、加齢臭も強くなりやすいと言えるでしょう。

そして加齢臭は、ストレスにも大きく影響することが分かっています。ストレスを感じると、体内には活性酸素が増えていくことになります。加齢臭の原因となるノネナールは、脂肪酸と過酸化脂質が結び付くことで発生しますが、活性酸素がたくさん発生した場合には、過酸化脂質が増えることになります。つまり加齢臭の強さは、ストレスの強さが大きく影響していることがわかるでしょう。

加齢臭をできる限り軽減したいと考えるのであれば、においの原因となるノネナールを発生させないような工夫が必要です。体の内側からケアを行うことが重要ですが、まず第一に食生活を意識するようにしましょう。脂肪酸の原料ともなる肉類やマヨネーズ、バターなどの脂質の摂取を控え、活性酸素を減らすことが期待できるビタミンCやEなどを含む野菜や果物類などを十分に摂取することが大切です。

また食生活だけではなく、生活習慣事態をよいものにするようにと意識することも大切ですが、あまりにも気にし過ぎてしまうとそれも悪影響を及ぼします。加齢臭の大敵はストレスであるため、ストレスをうまく発散し、においのこともあまり気にし過ぎないようにしましょう。